ラウンジ嬢とは?仕事内容・給料の相場・キャバクラとの違いなどを解説

ラウンジ嬢の仕事内容・給料の相場を徹底解説

女性の高収入バイトと言えば、キャバクラなどのお水バイトが思い浮かびます。

お水系の夜職(ナイトワーク)は、キャバクラだけでなくガールズバーやラウンジ、クラブなど様々な業態があります。

キャバクラのような個人プレイのお店と違って、ママや他のキャストとグループプレイで稼ぎたいなら「ラウンジ嬢」がおすすめです。

ラウンジ嬢は、ノルマや罰金などはなく、自由出勤が出来ます。

縛られずに気軽に働けるので、大学生や副業をしたい女の子から人気の高収入アルバイトです。

本記事では、ラウンジ嬢の仕事内容や給料事情について徹底解説していきます。

また、ラウンジ嬢に向いている人や働くコツについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事で分かること
  • ラウンジ嬢について
  • ラウンジ嬢の仕事内容
  • ラウンジ嬢の給料の相場
  • ラウンジ嬢として働くメリット・デメリット
  • ラウンジ嬢に向いている人
  • ラウンジ嬢として働くコツ
目次

ラウンジ嬢とは?

ソファーに座る2人のキャバ嬢

ラウンジ嬢とは、お客様と同席をしてお酒を飲みながら会話を楽しむお仕事です。
1人のお客様に対して、複数人の女の子が接客を行います。

ラウンジはキャバクラと大きく違う点があって、ラウンジにはお店を取り仕切るママの存在がいる点です。

ラウンジは「お店のルール=ママ」であり、ママの性格によって料金体系や雰囲気が大きく異なるのが特徴です。

ラウンジ嬢は、ママと一緒に「キャスト」ではなく「ゲスト」として働きます

ラウンジでは、お店全体でお客様に接待を行うため、女の子がお客様から指名されることは無く、個別のノルマなどを気にせず働けるお仕事です。

そのため、店内での売上争いはキャバクラに比べて少なく、初心者でも気軽に働きやすいです。

ラウンジは2種類ある

ラウンジには2種類あります。

ラウンジの種類
  • ナイトクラブ
  • 会員制ラウンジ

ナイトラウンジでは、どんなお客様も利用できます。

しかし、会員制ラウンジには会員になるための審査が存在します。

ある程度の収入が無ければ、会員になることは出来ません。

会員制ラウンジは都会に多いのに対して、ナイトクラブは地方に多いです。

会員制ラウンジでは入会審査があるので、利用客はハイクラスなお客様ばかりです。

そのため、会員制ラウンジは高収入を稼ぎやすい分、働く女の子の容姿が求められてハードルが高くなります

ラウンジとキャバクラの違いを比較

ラウンジ嬢は、キャバ嬢とよく比較されます。

2つの職業は似ている職業と思われがちですが、お酒を飲みながら接待をする点以外は大きく異なります。

ラウンジキャバクラ
服装自由ドレスコード
指名なしあり
接客集団個人
テーブルワークなしあり
同伴・アフターなしあり
ラウンジ嬢とキャバ嬢の違い

簡単にラウンジ嬢とキャバクラ嬢の違いを説明すると、キャバ嬢は「個人戦」なのに対してラウンジ嬢は「団体戦」です

会員制ラウンジでは、キャバクラのようにマンツーマンで接客を行う個人戦を行うことがあります。

しかし、ラウンジで働く女の子は、「キャスト」ではなく「ゲスト」扱いです。

そのため、どのランクのお店でも、ラウンジ嬢はタバコの火を付けたり、お酒を注いだりする必要はありません。

キャバ嬢では必須のテーブルワークは、ラウンジでは黒服が行います。

ラウンジ嬢では、「担当制」を採用しているお店が多いです。

担当制とは、一度担当したお客様をずっと担当するという制度です。
そのため、指名制のように見た目や服装などによって接客が減るということはありません。

担当制を採用していることで、長く働くほど担当客は増えていきます。

担当客が増えれば、安定した高収入を稼げます。

もちろん、接客の手を抜けば、担当客がお店に来店しなくなりお給料は減ります。

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ラウンジ嬢の服装

ラウンジ嬢の服装は、私服で勤務することが多いです。

私服と言っても、どんな服装でもいいとは限りません。

お店のママの意向によって、お店の雰囲気に合った服装が求められます。

しかし、必ずドレスを着なければならないということは無いです。

カジュアルな服装を採用しているお店が多く、気軽に働けるのがラウンジ嬢の特徴です。

ラウンジ嬢の年齢

ラウンジでは、18歳以上~35歳くらいまでの女の子が働いています

お客様に対して集団で接客を行うので、お酒が飲めない18歳でも問題ありません。

逆に、お客様にとって、お酒が飲めない若い女の子と一緒に話しながらお酒を飲む機会はほとんどありません。

そのため、ジュースしか飲めない女の子でも需要があります。

ラウンジでは、見た目年齢が重視されます。

35歳以上でも、若く見える女の子は働くことが可能です。

20歳未満で働く場合は、年齢を偽ってお酒を飲まないように注意しましょう。
お店やお客様にお酒を飲むように強要された場合は、トラブルに巻き込まれないように無視することが大切です。
トラブル回避のために、あらかじめ20歳以上の女の子を募集しているお店もあります。

ラウンジ利用客の客層

ラウンジの利用客は、ナイトクラブと会員制ラウンジで異なります

ナイトクラブには、30代~50代くらいの男性が多いです。

しかし、会員制ラウンジには20代~30代の若い世代が多く来店します。

年齢層が高いナイトクラブの方が、落ち着いた男性が多く接客しやすいと言えます。

しかし、若いノリが好きな女の子にとっては、会員制ラウンジの方が働きやすいことが多いです。

ラウンジ嬢の仕事内容

考える女性

ラウンジ嬢の仕事内容を紹介していきます。

ラウンジでの接客方法は、キャバクラとは違う接客方法です。

キャバクラからラウンジへ職場を変える女の子は、必ず確認しておきましょう。

出勤から退勤までの流れ

1.出勤・準備
仕事の30分前に出勤します。
お店に着いたら、着替えやメイクなどの準備を行います。
2.お客様の来店
お客様が来店します。
黒服に案内されて、お客様が席に着きます。
3.担当のお客様を接客する
担当のお客様が待つ席に移動して、接客を開始します。
お客様と一緒に会話やお酒を楽しみます。
はじめて来店されたお客様の場合は、担当がまだついていません。
そのため、担当になるチャンスです。
4.退勤
退勤時間になると、1日のお給料を受け取って退勤します。
ラウンジは、深夜0時に閉店します。
終電がある場合は終電上がりが可能です。
また、ドライバーが送迎してくれる場合があります。

ラウンジでは、自由出勤制を採用していることが多いです。

そのため、ライフスタイルに合わせて出勤時間や出勤日は好きに決めることが出来ます。

大学や掛け持ちなどで働く時間が限られている場合でも、気軽に出勤可能です。

また、接客ではママを中心とした接客が行われます。

灰皿の交換やお酒を作るのは黒服の仕事です。

女の子は会話を盛り上げて、お客様に楽しい時間を過ごしてもらうことに徹しましょう

フリータイム制

ラウンジでは、キャバクラのように時間制ではなく、フリータイム制を採用しています。

初めにチャージ料金を取り、好きなだけ店内でお客様は楽しむことが出来ます。

コース時間が無いので、お客様に存分に楽しんでもらうことが大切です

楽しんでもらえたお客様は、次回以降に友人を連れてきてくれることがあります。

すると、担当するお客様が増えて、収入アップに繋がります。

ラウンジ嬢の給料の相場

お金を広げる女性

ラウンジ嬢の給料の相場について紹介していきます。

ラウンジ嬢のバックの種類

ラウンジ嬢には、以下のようなバックが用意されています。

スクロールできます
バック説明バックの相場
ドリンクバックお客様にドリンクを頼んでもらうともらえるバック1杯500円
ボトルバックお客様にボトルを頼んでもらうともらえるバックボトル代の15%
売上バックお客様が支払った料金の一部がもらえるバック10%~15%
小計バックお客様が支払った料金から税金やサービス料を引かれてもらえるバック10%~15%
ラウンジ嬢のバックの種類

ラウンジでは、売上バックか小計バックのどちらかが採用されていることが多いです。

特に多いのが小計バックです。

お店の給料システムによっては、完全売上制を採用していることがあります。

完全売上制のお店では、小計の40%~60%を給料としてもらえます。

ラウンジ嬢の時給・日給

ラウンジ嬢の時給相場は、時給3,000円~7,000円です。

時給相場は、ナイトクラブや会員制ラウンジなどお店のランクで異なります。

ラウンジ嬢は、21時から深夜1時頃まで働きます。

そのため、1日4時間の勤務時間と考えると、1日1.5万円以上を稼ぐことが可能です。

さらに、各種バックを加えると、2万円以上稼げます。

ラウンジ嬢の日給相場は、2万~3万円です。

顧客が増えるほど、接客が増えてバックが増えます。

そのため、長く働いて多くの顧客を抱えることで、収入ップに繋がります。

ラウンジ嬢として働くメリット・デメリット

メリットデメリット

ラウンジ嬢として働くメリットやデメリットについて紹介していきます。

高収入を稼げるからという理由だけで、ラウンジ嬢になることはおすすめしません。

しっかりとメリットとデメリットを理解しておくことが大切です。

本当に自分に合った仕事かどうか判断するために、紹介するメリットとデメリットを参考にしてください。

ラウンジ嬢として働くメリット

ラウンジ嬢として働くメリットは、以下の通りです。

ラウンジ嬢として働くメリット
  • 常連のお客様が多い
  • ノルマや罰金が無い
  • 私服出勤できる
  • 自由出勤制が多い
  • 担当が増えるほど稼げる
  • テーブルワークが無い

ラウンジを利用するお客様は、常連のお客様が多いです。

そのため、お客様のことを知っているので話しやすいです。

また、ラウンジでは指名が無く、女の子はお客様の「担当」になります。

担当は永久指名でもあるので、担当が増えるほど稼げるようになります。

接客中はキャバクラのようにテーブルワークがありません。

お客様と楽しい時間を過ごすことだけに集中できます。

仕事での服装は、キャバクラよりもカジュアルな服装でOKです。

出勤時間については、自由出勤制を採用しているお店がほとんどです。

働きやすさと仕事のハードルの低さを考えると、誰でも簡単に高収入が稼げます。

ラウンジ嬢として働くデメリット

ラウンジ嬢として働くデメリットは、以下の通りです。

ラウンジ嬢として働くデメリット
  • 採用条件が厳しい
  • 若い客層も多い
  • 目立ちにくい
  • 嫌われると働きにくい

会員制ラウンジでは、女の子の採用条件が厳しいです。

容姿や年齢などに厳しく、応募してもなかなか採用されないということが多いです。

また、若い年代のお客様が多く来店されるので、若いノリについていけなければいけません。

そして、接客では複数人の女の子で接客を行います。

マンツーマンでの接客ではないので、お客様に自分のことを覚えてもらいにくいです。

そして、お店のママや他の女の子から嫌われてしまうと、仕事がしにくくなります

集団戦で働くラウンジだからこそ、お店内の人間関係は大切にしなければなりません。

ラウンジ嬢に向いている人

グッドポーズの女性

ラウンジ嬢に向いている女の子について紹介していきます。

これからラウンジ嬢になろうか考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ラウンジ嬢に向いている人
  • コミュニケーション能力が高い人
  • マナーがある人
  • 対応力がある人
  • ストレス耐性がある人
  • 美意識が高い人
  • 気楽で自由に働きたい人

コミュニケーション能力が高い人

ラウンジ嬢は、お客様とお酒を飲みながら楽しく会話をするお仕事です。

そのため、コミュニケーション能力が高い女の子ほど、お客様は楽しんでくれます

楽しんだお客様は、次回以降の来店や、知人の紹介などをしてくれる可能性が高いです。

売上アップや給料アップに繋がるので、コミュニケーション能力が高いほど有利に働けます。

マナーがある人

接客を行うためには、マナーが無ければなりません。

お客様に失礼なことがあれば、お客様を不機嫌にさせて次回以降の来店に繋がりません。

そのため、最低限のマナーがある人の方が、ラウンジ嬢として働きやすいです。

対応力がある人

お客様が満足して楽しんでもらうには、女の子の対応力が求められます。

様々なニーズに応えられるような対応力があれば、お客様に満足してもらいです。

また、お客様に飲み物を入れていただきやすくなり、収入アップにも繋がります。

ストレス耐性がある人

ラウンジでは、様々なお客様を接客する必要があります。

人によっては、自分に合わないお客様も来店します。

しかし、どのお客様にも満足して帰ってもらうには、嫌なことがあっても我慢するしかありません。

日々のストレスが溜まって働けなくなる女の子もいます。

そのため、ストレス耐性がある女の子ほど、休まず元気に出勤できます

美意識が高い人

ラウンジでは、キャバクラに比べて服装がかなりカジュアルです。

そのため、容姿に関してズボラになっている女の子は少なくありません。

しかし、お客様は可愛い女の子とお酒を飲むことを楽しみに来店しています。

美意識が高くて綺麗な女の子ほど、お客様に喜んでもらいやすいです。

気楽で自由に働きたい人

ラウンジ嬢には、ノルマや罰金などはありません。

他のラウンジ嬢と売上争いなどをする必要はないです。

また、自由出勤制を採用しているお店がほとんどです。

そのため、キャバクラに比べてかなり気軽に働くことが出来ます

ラウンジ嬢として働くコツ

お金をばらまく女性

ラウンジ嬢として働くコツを紹介します。

高収入を稼ぎたい方は、ぜひ参考にしてください。

ラウンジ嬢として働くコツ
  • 体験入店(体入)をする
  • 都会で働く
  • コミュニケーション能力を磨く
  • ストレス発散をする
  • 仕事とプライベートを切り分ける
  • 貯金をする

体験入店(体入)をする

働くお店によって、客層やお店の雰囲気などは異なります。

そのため、自分にとって向き不向きは必ずあります。

自分に合っていないお店で働いていても、ストレスが溜まってしんどいだけです。

そして、最悪の場合は働けなくなってしまいます。

長く楽しく働いて高収入を稼ぐためには、体験入店(体入)が大切です。

お店の雰囲気などをチェックするために、必ず体験入店は行いましょう。

また、体験入店だけの特別待遇として、高時給で働けることが多いです。

お得に働けるので、ぜひ体験入店してみてください。

都会で働く

地方や田舎のお店の方が、給料が安いです。

逆に、都会のお店の方が給料が高いです。

そのため、ガッツリ稼ぎたい女の子は、都会のラウンジで働くようにしましょう。

コミュニケーション能力を磨く

ラウンジで働くには、コミュニケーション能力が求められます。

コミュニケーション能力が高いと、お客様に楽しんでもらいやすくなり、収入アップに繋がります。

そのため、日ごろからコミュニケーション能力を磨くことが大切です。

YouTubeではたくさんのコミュニケーション能力を磨くための動画が投稿されています。

自分に合ったトレーニング方法を見つけて、コミュニケーション能力を磨きましょう。

ストレス発散をする

仕事をしていると、ストレスが溜まることが多いです。

ストレスが溜まった状態で働いていると、精神崩壊して働けなくなる女の子がいます。

そのため、休みの日には軽い運動や趣味などに時間を使い、ストレス発散を心掛けましょう

仕事とプライベートを切り分ける

仕事とプライベートを切り分けることで、働きやすくなります。

仕事で働く自分は、プライベートの自分とは別の人格と考えましょう。

仕事とプライベートを切り分けることで、仕事で辛いことがあっても何も気にしなくなります

仕事だと割り切ることで、気軽に働くことが出来ます。

貯金をする

貯金をすることで、仕事の楽しみが増えます。

口座の中の預金額を見る度に、数字が大きくなっているのを見ると、仕事を頑張ろうという気持ちになります。

また、貯金する目標金額を決めておくことがおすすめです。

目標に近づくほど楽しみが増え、目標に向かって頑張ることが出来ます。

まとめ

ラウンジ嬢は、お客様とお酒や会話を楽しみながら接待をするお仕事です。

1人のお客様に対して複数人の女の子で接待をするので、キャバクラとは全く違う接客方法です。

また、お酒を作ったりタバコに火を付けたりするようなテーブルワークは必要ありません。

お客様と楽しく過ごすだけで良いので、誰でも簡単に働けます

ラウンジ嬢は、頑張るほど高収入を稼げる給料システムになっています。

そのため、やる気のある女の子ほどガッツリ稼ぐことが可能です。

ぜひこの機会にラウンジ嬢として働いてみてはいかがでしょうか。

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