デリヘルとは？デリヘル嬢の仕事内容・給料の相場・バック率・テクニックなどを解説

風俗と言えばデリヘルというイメージが強く、デリヘルは風俗の代表的な業種です。

風俗未経験の女性でも働きやすく、デリヘルは高収入を稼ぎたい女性にピッタリなお仕事です。

そのため、高収入を稼ぎたいと思った女性は、デリヘルで働くのを検討するのが良いでしょう。

しかし、デリヘルのお仕事について難しく考え、高いハードルを感じていませんか？

実際はデリヘルで働く女性の80%以上の女性が、未経験から働いています。

本記事では、デリヘルの仕事内容や給料の相場などを徹底解説していきます。

デリヘルについて不安が多く、あと一歩の勇気が出ない女性は、ぜひ参考にしてください。

デリヘルとは？

デリヘルとは、デリバリーヘルス略で、ホテルや自宅へ出張してヘルスサービスをする風俗店です。

ヘルスサービスとは、挿入以外のことはほとんど行う性サービスのことです。
キス・手コキ・全身リップ・フェラ・クンニ・69・素股などを行います。

デリヘルは、店舗を持たない派遣型風俗（無店舗型性風俗店）に分類されます。

マンションのやビルの一室などに事務所やキャストの待機所を構え運営しています。

店舗型の風俗店（ソープや箱ヘルなど）より開業しやすいため店舗数が多い業種です。

警視庁に公開されてる資料には、全国のデリヘル店は約2万店舗あります。

コンビニ大手チェーンのセブンイレブンの全国の店舗数も約2万店舗なので、デリヘルの店舗数の多さが分かります。

店舗数が多いと様々なコンセプトのデリヘル店があり、ランク（価格帯）も幅広くあります。

デリヘルの種類

デリヘル店は、ランク（価格帯）やコンセプトが幅広く展開されています。

主なデリヘルの種類は、以下の通りです。

様々なデリヘル店が営業しているので、必ず自分にピッタリなお店を見つけて働くことが出来ます。

例えば、年齢が理由で稼げなくなった女性でも、人妻・熟女がコンセプトのデリヘル店に移籍すれば大活躍できます。

また、コスプレが好きな女性の場合は、学園系デリヘルなどのコスプレを売りにしているデリヘル店がおすすめです。

デリヘルとホテヘルの違い

「デリヘル（デリバリーヘルス）」と「ホテヘル（ホテルヘルス）」は名前が似ていることから一緒の風俗だと勘違いしている人が多いです。

デリヘルとホテヘルの違いは、以下の通りです。

	デリヘル	ホテヘル
仕事内容	ヘルスサービス	ヘルスサービス
受付店舗	なし	あり
受付方法	電話 インターネット予約	店舗
精算	接客する女の子	受付スタッフ
出張先	ラブホテル ビジネスホテル お客様の自宅	ラブホテル レンタルルーム
遠方への出張	あり	なし
営業時間	24時間営業	6時～24時

ホテルでヘルスサービスを行うという点では共通していますが、デリヘルとホテヘルは大きく違います。

デリヘルは完全無店舗の風俗店で、受付を行う店舗はありません。

基本的に電話で受付を行い、派遣先の場所でキャストの女の子が精算を行います。

デリヘルもホテヘルも仕事内容はヘルスサービス（フェラや素股など）で同じです。

あわせて読みたい

ホテヘルとは？ホテヘル嬢の仕事内容・給料の相場・バック率などを解説 ホテヘルは、デリヘルと似ている点が多いお仕事です。 ホテヘルとデリヘルは何が違うのか、ほとんどの人が違いを分かっていません。 ホテヘルは、デリヘルよりも安心し...

デリヘルの仕事内容

デリヘル嬢の仕事内容について紹介していきます。

接客の流れや、1日を通した流れを紹介するので、初心者や未経験の方はぜひ参考にしてください。

受付から接客まで流れ

デリヘルは、派遣型風俗です。

そのため、移動時間が必要となるので、店舗型風俗に比べて時間効率が悪いです。

しかし、本番行為が禁止のソフトサービスだけで働けるので、風俗業界が初めての女性でも働きやすいです。

知らない男性の自宅へ行くのが怖い場合は、自宅NGにすることも出来ます。

店舗型とは違い、何かトラブルがあってもスタッフさんがすぐに対応してくれないので注意が必要です。

デリヘル嬢の接客内容を詳しく解説

本指名の取れるデリヘル嬢の接客術を紹介します。

適当に接客しているとすぐにバレて本指名はもらえません。

プレイの一つ一つがとても重要です。

特に、演技でもOKなので、感じてるフリをすることが大切です。

男性のちんこを萎えさせるような風俗嬢は3流以下の地雷嬢です。

予約で埋まるようなデリヘル嬢は細かなテクニックを駆使しています。

男性はバカじゃないのでバレないと思っていてもバレていて2度目は呼んでもらえません。

出勤から退勤までの流れ

待機保証は、お店によって条件が異なります。

1日6時間以上待機が必要など、誰でも確実にもらえる訳ではありません。

お店によっては、時給制のデリヘル店もありますが、ほとんどのお店では完全歩合制を採用しています。

主なオプション内容

デリヘルには、様々なオプションがあります。

本番禁止のヘルスだからこそ、様々なオプションでお客様を集客しているお店が多いです。

デリヘル嬢が行う主なオプション内容は、以下の通りです。

オプションはキャスト自身でOKかNGかを決めれます。

無理のない範囲内で選べますが、NGが多いと男性からの印象が悪くなり指名漏れに繋がります。

可能なオプションが多いほど、オプションバックで高収入が稼げます。

主なコース時間

デリヘルのコース時間は、40分～180分などお店によって異なります。

デリヘルによくあるコース時間は、以下の通りです。

実際にデリ嬢がお仕事をする時間は、コース時間から20分引いた時間だと思っておきましょう。

例えば、40分のコースだと、実際の接客時間は20分程度です。

20分引く理由は、清算や会話、シャワータイムもコース時間に含まれるからです。

そのため、実際にヘルスサービスをしているのが、コース時間から20分引いた時間が目安となります。

待機方法

待機方法は、お店によって異なります。

デリヘル嬢が利用できる待機方法は、以下の通りです。

最近では、個室待機のお店が増えてきています。

プライベートな時間をゆっくり過ごすことが出来るので、個室待機は人気があります。

また、お店からの信用が高くなると、自宅待機の許可が下りる場合があります。

自宅待機の場合は、お店からの呼び出しがあるまでは自宅でのんびり過ごます。

デリヘル嬢の時間配分の目安

デリヘル嬢のコース時間は、予約のコース時間から20分引いた時間だと思っておきましょう。

実際に、コース時間別にどのような時間配分にすればいいかの目安を紹介していきます。

紹介するコース時間の例は、以下の通りです。

• 45分
• 60分
• 90分
• 120分

上記のコース時間についてそれぞれ時間配分の例を紹介していきます。

45分コースの時間配分の例

【10分】挨拶・シャワー
【5分】キス・全身リップ・手コキ
【5分】フェラ
【15分】素股
【10分】シャワー・会話

45分はショートコースに分類されます。

思ってる以上に時間が短いので、それぞれのプレイをじっくりするのではなく、サクッと終わらせて次々いくことをおすすめします。

時間内にフィニッシュ（射精）できることが目標です。

60分コースの時間配分の例

【15分】挨拶・シャワー・イチャイチャ
【5分】キス・全身リップ・手コキ
【5分】受け身（指入れ・クンニ）
【5分】フェラ
【20分】素股
【10分】シャワー・会話

60分コースはデリヘルで最も選ばれるコース時間です。

60分あれば一通りのプレイを楽しむことができます。

始めのシャワーの時にキスしたりちょこっとフェラしたりすると好印象を与えられます。

素股も数種類の体勢を試すことができます。

フェラが好きな男性なら素股の時間を減らしてフェラの時間を増やしましょう。

もし、思ったよりも早く逝ってしまって2回戦の希望が無ければ、浴槽にお湯を溜めてシャワーした後に一緒に入って少しコミュニケーション取るのも良いです。

90分コースの時間配分の例

【15分】挨拶・シャワー・イチャイチャ
【10分】キス・全身リップ・手コキ
【20分】受け身（指入れ・クンニ）
【15分】フェラ・69
【20分】素股
【10分】シャワー・会話

90分コースでは、かなりの遅漏の男性でない限りは時間に余裕があります。

恋人のようにイチャイチャしながら1つ1つのプレイをじっくり行えます。

キャストの受け身時間を増やしたり、フェラからの69（シックスナイン）をしたりと、カスタマイズは自由です。

2回戦をする余裕もあるので、逝って時間が余っていても、ちょっと休憩してから2回戦を始めるのも有効な手段です。

120分コースの時間配分の例

1回戦の場合
【20分】挨拶・お風呂・イチャイチャ
【15分】キス・全身リップ・手コキ
【20分】受け身（指入れ・クンニ）
【20分】フェラ・69
【20分】素股
【25分】お風呂・会話

2回戦の場合
【15分】挨拶・お風呂・イチャイチャ
【10分】キス・全身リップ・手コキ
【15分】受け身（指入れ・クンニ）
【15分】フェラ・69
【20分】素股
【5分】休憩・会話・マッサージ
【25分】2回戦
【15分】お風呂・会話

120分コースはロングコースと呼ばれます。

ロングコースでは、シャワーする前に湯船にお湯を溜めてシャワー＋入浴します。

入浴することで血行が良くなり男性の勃起力が上がって、二回戦しやすくなるメリットがあります。

ロングコースで入るお客様はキャストの時間を確保したガチ恋の人がいます。

ガチ恋客はエッチなことをしないで、ただ120分一緒に過ごすだけというパターンもあります。

ほとんどの男性は、1回戦で一つ一つのプレイをじっくり楽しむパターンか、2回戦前提で普通にプレイして時間の許す限り2回戦・3回戦と楽しむパターンと、大きく分けて2パターンです。

デリヘルでよくあるテクニック

デリヘルで行うよくあるテクニックについて紹介していきます。

素人系デリヘルの場合は、テクニック不要でも稼げる場合がほとんどです。

しかし、多くのデリヘルでは、お客様に満足してもらうためにテクニックは重要です。

上記のように、デリヘルでは様々なテクニックが役立ちます。

全て出来る必要はありませんが、多くのテクニックをマスターしていると、どんなお客さまにも満足してもらいやすくなります。

特に、素股やフェラは人気なテクニックなので、最初に覚えておくことが大切です。

素股に関しては、なんとなくでしかやり方を覚えていないデリヘル嬢がほとんどです。

素股の正しいやり方を理解していなければ、満足してもらいにくくなります。

そのため、しっかりと正しい素股のやり方を覚えておきましょう。

時間が余った時にすること

デリヘル嬢をしていると時間が余ってしまうことは絶対にあります。

そんな時は、時間次第でできることが色々あります。

時間がたっぷり余っていたら、二回戦できるか確認しましょう。

元気がなければ、会話やマッサージがおすすめです。

マッサージが上手になると、メンズエステ好きの男性を奪うことができます。

マッサージテクニックはYouTubeなどを見て磨くことができます。

お風呂を溜めてゆっくり湯船に浸かるのもおすすめです。

デリヘルの給料の相場・バック率

デリヘル嬢のバック率やお給料の相場について紹介していきます。

デリヘルでは日払いの完全歩合制が採用されています。

そのため、頑張れば頑張るほど、1日のお給料に直結します。

デリヘル嬢のバックの種類

デリヘル嬢には、主に3つのバックが用意されています。

仕事の本数を増やすことは大切ですが、指名や可能なオプションを増やすことも大切です。

オプションバックの場合は、1度に複数のオプションを利用してもらえる場合があります。

可能なオプションが多ければ多いほど、お仕事1本当たりの単価が高くなります。

また、お客様に満足してもらえれば、リピートに繋がり、指名料の獲得にも繋がりやすいです。

デリヘルの平均バック単価

デリヘルの90分コースでの平均バック単価について紹介します。

ランク	90分コースのバック金額
激安店	10,000円程度
一般店	12,000円～15,000円
高級店	20,000円以上

バック単価は、お店のランクやコース時間によって異なります。

高級店では、激安店の約2倍のバック単価が設定されています。

そのため、激安店は高級店の2倍働かなければ、同じ金額を稼げません。

しかし、高級店の入店へのハードルは非常に高く、テクニックや容姿など、高い要求が多いです。

自分に自信が無くても誰でも働けるという点では、激安店のハードルの低さは魅力があります。

デリヘル嬢は、1日平均で3万円～5万円稼げます。

お茶引きや坊主の場合でも、日給保証があるお店が多く、手ぶらで帰ることはほとんどありません。

デリヘル嬢の平均バック率

デリヘルの平均バック率は、50％～60%となります。

バック率が高いお店でも、70%が最大くらいです。

80%のバック率のお店があったとしても、期間限定の場合やかなりの人気デリ嬢でなければ難しいです。

逆に、「誰でもバック率80%！」のような求人広告があった場合は注意しましょう。

誇大広告の可能性が高く、実際は50%で働かされる場合が多いです。

求人広告にバック率が記載されている場合は、面接で具体的なバック率について問い合わせましょう。

ランクアップ制度（昇給制度）について

お店によっては、人気が高いデリ嬢のお給料が上がる「ランクアップ制度（昇給制度）」を設けている場合があります。

ランクアップ（昇給）の条件は店舗によって様々です。

よくある例は、月間の本指名本数で翌月の給料が決まります。

多くのファンを抱え、お店に貢献していると、バック率を上げてくれます。

お給料アップの話は、自分から切り出さなければ、ずっと最低限しかもらえないお店もあります。

長く勤務している女性やファンが多い女性は、一度お店に交渉してみても良いでしょう。

デリヘルのメリット・デメリット

デリヘルのメリットやデメリットについて紹介していきます。

良いところもあれば悪いところもあるのは当然です。

しっかりとどちらの部分も理解してから働くことが大切です。

デリヘルで働くメリット

デリヘルで働くメリットは、以下の通りです。

デリヘルは、長時間営業をしているお店が非常に多いです。

業種によっては、深夜以降の営業をしていない場合があります。

しかし、デリヘルでは深夜でも働けるので、好きな時間に出勤できます。

また、オプションバックや指名バックがあるので、頑張りがお給料に直結します。

そして、仕事での移動や仕事終わりなどは送迎をしてくれるお店がほとんどです。

暗い夜道を歩く必要はなく、身バレの心配もありません。

デリヘル店の数は非常に多く、日本の風俗店の中でも最も店舗数の多い業種です。

様々なコンセプトや価格帯のお店が営業しているので、必ず自分にピッタリなお店が見つかります。

デリヘルで働くデメリット

デリヘルのデメリットは、以下の通りです。

デリヘルのお仕事は、お客様が指定したホテルや自宅に派遣されて接客します。

そのため、店舗型風俗とは違い、近くにスタッフが待機していません。

もしトラブルがあった場合でも、スタッフの対応が遅れてしまいます。

また、フェラや素股などで性病に感染するリスクがあります。

定期的な性病検査を受けて、性病に感染していないか確認しておきましょう。

そして、テクニックが無ければ、オプションバックで稼ぐことが難しいです。

お客様に満足してもらいにくくなるので、テクニックが無ければ収入アップに繋がりにくいです。

また、無駄な移動時間があるので、店舗型に比べると仕事効率が悪くなります。

本番行為は絶対に禁止

デリヘルでの本番行為（セックス）は、法律で禁止されている行為です。

風俗店での金銭のやり取りがあり、相手と本番行為をすることは「売春」となります。

売春は売春防止法にて禁止されているので、最悪の場合は逮捕される危険性があります。

そのため、本番行為を強要されても、必ず断るようにしましょう。

（定義）
第二条　この法律で「売春」とは、対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交することをいう。

（売春の禁止）
第三条　何人も、売春をし、又はその相手方となつてはならない。

引用元：e-GOV｜法令検索

まとめ

デリヘルは、日本で最も展開されている業種の1つです。

様々な価格帯やコンセプトのお店が営業しているので、自分にピッタリなお店が見つかります。

また、多くの女性が未経験からスタートしています。

そのため、初心者に優しいお店が多く、誰でも高収入を稼げるお仕事です。

特に、素人専門店などでは、難しいテクニックが無くても稼げます。

恋人感覚を楽しむためにデリヘルを利用する男性が多いので、楽しくお客様との時間を過ごすことを意識しましょう。