女性の高収入バイトと言えば、「風俗」と「キャバクラ」が思いつきます。
どちらも高収入を稼げますが、風俗は性的サービスを行わないといけません。
性的サービスをせずに高収入をガッツリ稼ぎたいなら「キャバクラ」がおすすめです。
月収100万円以上稼ぐキャバ嬢はたくさんいます。
また、高収入だけではなく、お客様からハイブランド品などの高級プレゼントをもらうことも多いです。
キャバ嬢の仕事は、非常に華やかな生活を送ることが出来る仕事です。
本記事では、キャバクラの仕事内容や給料事情について徹底解説していきます。
給料のシステムや上手く働くコツなども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
- キャバクラについて
- キャバクラの仕事内容
- キャバクラの給料の相場
- キャバクラで働くメリット・デメリット
- キャバ嬢に向いている女の子
- キャバクラで働くコツ
キャバクラとは?
キャバクラとは、お客様の隣の席に着いてお酒を作ったり会話を楽しんだりするお仕事です。
接客業の中でも「究極の接客業」とも呼ばれるほど、特殊な接客業です。
キャバクラ(キャバレークラブ)は「キャバレー(Cabaret)」と「クラブ( Club)」のが組み合わさった造語と言われています。
そして、キャバクラで働く女の子は「キャバクラ嬢(キャバ嬢)」と呼ばれています。
日本の水商売の中でも、特に稼げるお仕事です。
綺麗に着飾った女の子がお客様の接待を行います。
出勤時間前後の同伴やアフターは、キャバクラ独自のシステムです。
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キャバクラの営業時間
キャバクラの営業時間は、20時~25時(翌1時)ごろまでです。
警視庁の風俗営業等業種一覧によると、キャバクラは風俗営業の1号営業に分類されています。
そして、深夜(0時~6時まで)の営業は禁止されています。
風俗営業者は、深夜(午前零時から午前六時までの時間をいう。以下同じ。)においては、その営業を営んではならない。
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律
一部の地域(エリア)では、深夜1時までの営業が可能です。
深夜営業できないことから、朝に営業す朝キャバや昼に営業する昼キャバなどもあります。
キャバクラの多くは、日曜日と祝日が定休日です。
金曜日(華金)と土曜日の夜になると、たくさんのお客様で賑わいます。
キャバクラの店舗の規模
キャバクラの店舗の規模は「箱」を使って3段階で表現されます。
箱名 | 席数 | 特徴 |
---|---|---|
小箱 | 20席以下 | 少人数でアットホームなお店が多い |
中箱 | 40席~60席 | 店内の仕切りがほとんど無い |
大箱 | 60席以上 | VIPルームが設けられるような高級店が多い |
小箱では、キャストが少人数なので、アットホームな雰囲気の良いお店の場合がほとんどです。
キャスト間のいざこざが少なく、働きやすいお店が
VIPルームがあるような大箱では、お金を持った富裕層のお客様(太客)が多く来店されます。
そのため、たくさんお金を使ってくれるチャンスがあります。
しかし、大箱には働く女の子が多いので、売上争いをするライバルが多いです。
キャバクラの客層
キャバクラには、男性だけではなく女性のお客様も来店します。
しかし、ほとんどが女の子とお酒を飲みながら話したい男性ばかりです。
店舗のランクによって、来店する男性の客層は異なります。
高級店になるほど、
- 上場企業役員
- 経営者
- 社長
- 医師
- 士業(弁護士や社会保険労務士など)
- 芸能人
- スポーツ選手
など、お金を持った男性が来店します。
そのため、高級店では1回の来店でお店に落とすお金が増えて、女の子が稼げる金額も大きくなります。
キャバクラの役職・役割
キャバクラ店には、様々な役職や役割があります。
お客様を接待するキャバ嬢だけでは、お店の営業は回りません。
お客様に対して様々なおもてなしをするために、キャバクラには主に3つの役職があります。
- フロアレディ
フロアでお客様に接待する女の子のこと
一般的にはキャバ嬢(キャバクラ嬢)と呼ばれている - ボーイ
お客様にドリンクやおつまみを配膳する男性のこと
また、女の子の配置や開店・閉店業務を行う - エスコートレディ
お客様のコートを預かり、席まで案内する
ドリンクやおつまみを配膳する
上記以外にも、ドライバーや料理スタッフなどの裏方も存在します。
また、お店には店長やマネージャーも働いています。
様々な役職や役割によって、日々の営業は支えられています。
そして、どの役職も必要不可欠です。
キャバクラで働く服装
キャバクラで働くための衣装は、主に以下の通りです。
- ロングドレス
- ミニドレス
- ツーピースドレス
- スーツ
- ワンピース
お店によって、ドレスコードが設けられていることがあります。
そのため、どんな衣装を着る必要があるかは、勤務するお店に聞いてみましょう。
また、衣装を自分で用意することもありますが、お店が衣装を貸してくれる場合も多いです。
そのため、最初からドレスを用意する必要はありません。
ある程度の稼ぎが出来てから自前のドレスを購入する女性は多いです。
また、服装に合ったメイクやヘアセットなども必要です。
出勤前に、美容院や専属のヘアメイクスタッフにセットしてもらいましょう。
専属のヘアメイクスタッフが常駐していないお店の場合は、近くに提携している美容院があることが多いです。
年齢制限がある
キャバクラで働くには、年齢制限があります。
日本では、労働基準法によって18歳未満は22時~5時は働くことが出来ません。
使用者は、満十八才に満たない者を午後十時から午前五時までの間において使用してはならない。
引用:厚生労働省|労働基準法|第六十一条
また、風営法により、18歳未満は接待をする仕事は出来ません。
第二十二条 風俗営業を営む者は、次に掲げる行為をしてはならない。
営業所で、十八歳未満の者に客の接待をさせること。
引用:e-Gov法令検索|風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律|第二十二条四項
キャバ嬢の仕事は接待がメインなので、18歳未満はキャバ嬢として働けません。
キャバクラの仕事内容
キャバ嬢の仕事内容について紹介していきます。
キャバ嬢の仕事は、主に接客業です。
接客業の中でも「究極の接客業」と言われるほど、徹底的な接客が行われています。
お客様をもてなすための様々な仕事内容があるので、ぜひ参考にしてください。
【店内】キャバ嬢の仕事内容
店内でのキャバ嬢の仕事内容は、以下の通りです。
- お客様の隣で接待する
- 名刺を渡す
- お酒を作る
- お酒を飲む
- 会話を楽しむ
- タバコに火をつける
- ボトル交渉をする
- 延長交渉をする
- 指名交渉をする
- おしぼりを交換する
- 灰皿を交換する
- 連絡先を交換する
- お客様に営業のメールや電話をする
お客様に不自由を感じさせずに楽しんでもらうことがキャバ嬢の仕事です。
接客が上手くいき、お客様に気に入ってもらえたら、延長やボトル交渉をするのもキャバ嬢の仕事です。
お客様の支払いが多くなるほど、キャバ嬢の給料は高くなります。
そのため、たくさんお金を使ってもらえるように、お客様に気に入ってもらうことが大切です。
待機中は、ただ休憩するだけではなく、連絡先を交換したお客様に営業の連絡を送りましょう。
連絡をすることで、次回の来店に繋がります。
指名が入るとバックがもらえるので、稼ぐためにはお客様との連絡は大切です。
【店外】キャバ嬢の仕事内容
店外でのキャバ嬢の仕事内容は、以下の通りです。
- お客様と連絡を取る
- 来店や指名の交渉をする
- 同伴交渉をする
- 同伴でお客様と食事へ行く
- アフターでお客様と食事へ行く
キャバ嬢は、店外でも仕事をする必要があります。
お客様との連絡を頻繁にとることで、次回の来店や指名に繋がります。
また、同伴やアフターによって、お客様との繋がりを深めることが可能です。
太客を作ることが収入アップへの近道なので、店外でも収入アップのために出来ることはたくさんあります。
キャバ嬢の仕事の流れ
- 1.同伴
- お客様と一緒に買い物や食事を楽しみます。
その後、お客様と一緒にお店に出勤します。
同伴をすることで、高額バックがもらえ、ご飯代や買い物代はお客様負担です。
- 2.挨拶
- ボーイさんにお客様の席を案内され、席に着きます。
そして、お客様に笑顔で挨拶を行います。
初めて接客するお客様には、必ず簡単な自己紹介を行いましょう。
- 3.名刺を渡す
- 自己紹介をする時は、名刺を一緒に渡しましょう。
キャバクラでは、自分専用の名刺を作ってもらえます。
両手で名刺を持って、相手が読みやすいように向きを確認してから名刺を渡します。
- 4.どのお酒を飲むか伺う
- 挨拶を終えると、お客様にどのお酒を飲むか聞きましょう。
お客様が注文した後に「自分も一杯頂いてもよろしいでしょうか?」とおねだりしましょう。
お客様がキャバ嬢へお酒を入れることで、ドリンクバックがもらえます。
カクテルなどのハウスボトル以外のお酒は、ボーイに注文しましょう。
- 5.お酒を作る
- ハウスボトルを注文された場合は、女の子自身がお酒を作る必要があります。
お酒の濃さや割り方を聞き、注文通りのお酒を作りましょう。
お客様の好みを覚えておくと、良い印象を持ってもらえます。
お酒を作るのに集中しすぎて、会話がストップしないことが大切です。
常に会話を止めず、お客様が飽きないようにしましょう。
- 6.グラスを拭く
- お酒を作った後は、グラスに付いた水滴を拭きとることが重要です。
水滴が付いていると、お客様の服を濡らしてしまいます。
そのため、キャバクラでは、グラスの水滴を拭いてからお客様にグラスを渡すのがマナーです。
- 7.会話
- 飲み物が揃ったら、お客様と会話を楽しみましょう。
お客様の多くは、女の子と楽しく話しながらお酒を飲むために来店しています。
楽しい時間を提供できなければ、二度と指名してもらうことは出来ません。
お客様が興味のある会話を引き出し、楽しく話してもらえるように誘導しましょう。
自分の好きなことを話して詰まらないと感じる人間はいません。
楽しいと感じてもらうには、お客様の性格や興味を理解することが大切です。
- 8.タバコに火をつける
- タバコを吸うお客様の場合は、タバコを取り出したら火をつける準備をしましょう。
いきなりお客様のタバコの近くで火をつけると、火力が強くて事故につながる危険性があります。
そのため、必ず自分の手元で火をつけてから、タバコに火を近づけましょう。
灰皿にタバコが2~3本溜まると、新しい灰皿に交換しましょう。
- 9.テーブルを綺麗にする
- タバコの灰や水滴などで机が汚い場合は、綺麗にしましょう。
高い料金を払って利用してもらっているので、常にテーブルが綺麗な状態を維持することが大切です。
- 10.連絡先の交換
- お客様と親しんで来たら、連絡先を交換しましょう。
基本的にはLINEの交換を行いますが、メールの交換を希望するお客様もいます。
連絡先の交換が無ければ、売上アップに繋がりません。
そのため、必ず連絡先を交換しましょう。
- 11.お礼・挨拶
- お席の時間が終了し、お客様が帰る時間になると、延長の交渉をしてみましょう。
楽しく感じてくれた場合は、延長してくれます。
延長しなかった場合は、来店や指名に関するお礼と別れの挨拶を行います。
そして、お客様の帰る支度を手伝いましょう。
お別れの見送りは、お店によって異なります。
- 12.アフター
- アフターを希望するお客様の場合は、出勤終わりに食事やカラオケを一緒に楽しみます。
アフターにはバックは出ません。
お客様が費用を負担してくれますが、直接的な収入には関係ありません。
しかし、お客様との繋がりを深めるために役立つので、積極的にアフターに参加しましょう。
常にお客様ファーストな接客を心掛けることが大切です。
そして、指名数を稼げるように、仕事の待機中や退勤後には必ずお客様に連絡するようにしましょう。
アフターや同伴に誘ってくれるお客様は、定期的にお店に通ってくれる可能性が大きいです。
そのため、太客を捕まえるためにも、お客様にはマメに連絡をして次の来店の約束をしてもらいましょう。
キャバクラの給料の相場
キャバ嬢の給料の相場について紹介していきます。
まず、キャバクラの給料の仕組みを知っておく必要があります。
給料(手取り)
=(時給+バック)ー引かれ物ー源泉徴収
キャバクラでは時給制を採用しています。
女の子の頑張り次第で、様々なバックによって給料が大きく変動することを理解しておきましょう。
また、キャバクラの給料形態について細かく分類すると、5つに分かれます。
- 売上時給制
- 給率時給制
- ポイント時給制
- 指名本数制
- 売上折半性
上記の5つの給料形態などを中心に、キャバ嬢の給料事情を細かく解説していきます。
売上時給制
売上時給制は、売り上げによって時給が変化(スライド)する給料形態です。
主な時給の変化は、以下の通りです。
1ヶ月の売り上げ | 時給 |
---|---|
~10万 | 3,000円 |
~25万円 | 3,300円 |
~40万円 | 3,600円 |
~55万円 | 4,000円 |
~70万円 | 4,300円 |
~85万円 | 4,600円 |
~100万円 | 5,000円 |
1ヶ月間の売り上げが大きくなるほど、時給は高くなります。
55万円以上の売り上げがあると、高時給で働けます。
入店したてで稼げていない女の子は、時給が低いです。
しかし、普通のアルバイトをするよりも高収入を稼げます。
給率時給制
給率時給制は、お店の売上に対する割合で給料が決まる給料形態です。
給率とは、お店の売上に対して何パーセントのお給料が女の子へ支払われるかということです。
例えば、女の子が指名で1ヶ月100万円の売上で、女の子のお給料が70万円なら、給率は70%です。
基本的に給率は80%前後になるように調整しています。
売り上げに対して半分が女の子の給料になることで、健全なおっパブが経営できると言われています。
給率が上がるとお店の儲けが少なくなり、赤字経営になりやすいです。
そのため、お店が損をしないように、給率によって時給が調整されています。
給率 | 時給 |
---|---|
30%~40% | 1,000円アップ |
41%~50% | 500円アップ |
51%~60% | 変動なし |
61%~80% | 500円ダウン |
81%~100% | 1,000円ダウン |
給率が低い女の子、つまり稼げていない女の子には、時給アップの措置が取られます。
また、給率が高い女の子の場合は、時給ダウンの措置が取られます。
一般的には、キャバクラでは給率80%を目安に調整されていることが多いです。
ポイント時給制
ポイント時給制は、お店で定められたポイント数の合計によって、女の子の給料が決まる給料形態です。
主なポイント制度は、以下の通りです。
対象 | ポイント |
---|---|
本指名 | 4P |
場内指名 | 3P |
同伴 | 2P |
ドリンク | 1P |
ボトル | 6P |
それぞれにポイントが設定されていて、合計ポイントが高いほど時給がアップします。
お店によって、ポイントの集計期間が半月や1ヶ月など異なります。
ポイント別の時給例は、以下の通りです。
ポイント合計 | 時給 |
---|---|
~5P | 2,500円 |
6~10P | 2,700円 |
11~20P | 3,000円 |
21~30P | 3,500円 |
31~40P | 4,000円 |
41~50P | 4,500円 |
51~60P | 5,000円 |
獲得ポイント数を参照して、働いた時間分の時給が計算されます。
そして、税金(源泉徴収)や雑費などの引かれ物を除いた金額が、月収となります。
指名本数制
指名本数制は、指名の本数に応じて時給が変化する給料形態です。
指名本数制では、主に2つの方式があります。
- 本指名のみをカウント
- 本指名と場内指名をカウント
どちらのカウント方法でも、指名をたくさん稼ぐ必要があります。
本指名と場内指名の重みを考えると、本指名は場内指名の2~3倍ほど価値があると考えられています。
そのため、場内指名が必要な場合は、本指名のみの場合の3倍ほど指名数が必要になります。
3倍の本指名数と場内指名数を稼ぐことで、ようやく本指名のみの場合と同じ時給で働けます。
お店によって、指名本数ごとの時給は異なるので、必ずお店に確認してください。
売上折半性
売上折半制とは、売り上げの一定の割合が給料になる給料形態です。
経験豊富でたくさん売上のある女の子ほど、ガッツリ高収入を稼げます。
しかし、接客が0人で売上が0円の場合は、給料も0円です。
折半率は、風俗バイトのバック率と似ています。
折半率は50%~60%くらいが相場です。
頑張るほど給料が上がる歩合制の給料形態とも言えます。
キャバクラのバックの種類
キャバクラには、以下のバック(インセンティブ)が用意されています。
バックの種類 | 説明 | バック相場 |
---|---|---|
本指名バック | お客様が入店時に指名した時のバック | 1,000円~2,000円 |
場内指名バック | すでに来店しているお客様から指名された時のバック | 500円~1,000円 |
同伴バック | お客様と食事や買い物してから出勤するともらえるバック | 2,000円~5,000円 |
ドリンクバック | お客様にドリンクを注文した時のバック | 1杯200円~300円 |
ボトルバック | お客様がボトルを注文した時のバック | ボトル料金の10%~30% |
フードバック | お客様が食事を注文した時のバック | フード料金の10% |
売上バック | お客様が支払った額に応じたバック | 売上の10% |
セットバック | ヘアセットをしてきた時のバック | 500円~2,000円 |
皆勤バック | 遅刻や欠席、早退などをせずに1ヶ月出勤した時のバック | 1ヶ月で5,000円~10,000円 |
お店によって、バックの種類や内容は異なります。
豊富なバックが用意されているので、給料をアップするにはバックを稼ぐことが大切です。
本指名や同伴などの単価の高いバックを稼ぐことを目標に、お客様との繋がりを深めていきましょう。
キャバクラ嬢の時給
キャバ嬢の時給は、地域やお店によって異なります。
また、キャバクラでは人気な女の子ほど時給が高く設定されています。
入店したばかりの女の子は、容姿だけで時給を判断されることが多いです。
そのため、キャバクラ内では他の女の子と給料の話はタブーとされています。
キャバクラ嬢の日給
働く地域やお店のランクによって、女の子の給料は変動します。
そのため、ほんの一例だと思っておきましょう。
人気なキャバ嬢になると、日給50万円ほど稼ぐキャバ嬢もいます。
頑張るほど伸びしろがある仕事なので、日々の努力を惜しまないようにしましょう。
キャバクラの給料の決め方
キャバクラでの給料の決め方について解説します。
キャバ嬢の給料は、非常に様々な要因で決定されます。
そのため、給料の決め方を知っておくことで、給料アップに繋がります。
- 経験・キャリア
- 女の子の人気
- 働く地域(エリア)
経験・キャリア
キャバクラでは、女の子の経験やキャリアによって給料が上がります。
キャバ嬢の仕事は、「究極の接客業」と呼ばれる仕事です。
そのため、初心者の女の子が入店後すぐに100点満点の接客をすることは難しいです。
経験を積んだ女の子ほど、様々な接客技術を持っています。
ベテランキャバ嬢になると、新人時代よりも3倍以上の給料になる場合もあります。
すぐには給料は上がりませんが、日々の努力が給料アップへの近道です。
女の子の人気
キャバクラでは、女の子の人気が重要視されます。
人気な女の子になれば、指名するために多くのお客様がお店に来店します。
お店の売り上げに直結するような影響力のある女の子は、給料が高いです。
働く地域(エリア)
働く地域(エリア)によって、給料に差があります。
地方と都会では、お客様の収入も異なります。
都会になるほどお客様の収入は高くなり、お店にお金をたくさん使ってくれます。
その結果、女の子のお給料は都会になるほど高いです。
地方(エリア)別のキャバ嬢の平均時給は、以下の通りです。
エリア | 時給相場 |
---|---|
北海道 | 4,500円 |
東北 | 3,500円 |
東京23区 | 6,000円 |
関東 | 5,000円 |
関西 | 5,500円 |
東海 | 4,000円 |
九州 | 4,000円 |
上記のように、地方と都会では給料に差があります。
そのため、地方から都会へ出稼ぎに出る女性は多いです。
キャバクラで働くメリット・デメリット
キャバクラで働くメリットやデメリットについて解説していきます。
キャバ嬢の仕事が自分に合っているか判断するためには、メリットだけではなくデメリットについても理解することが大切です。
キャバ嬢として働くメリット
キャバ嬢として働くメリットは、以下の通りです。
- 高時給
- インセンティブが豊富
- コミュニケーション能力が高くなる
- 人脈が広がる
- 綺麗な自分を楽しめる
- 美味しいご飯が食べられる
- プレゼントがもらえる
キャバ嬢の仕事は、高時給で働けることが最大の魅力です。
豊富なインセンティブによって、頑張る女の子ほど稼げるようになっています。
そのため、月収100万円以上稼ぐ女の子も多いです。
また、高級店などで勤務すると、接客するお客様には有名人や有名企業の社長などがいます。
様々なお客様を接客することで、人脈が広がります。
気に入ってもらったお客様には、同伴では美味しいご飯に連れてってもらえます。
また、ハイブランドのプレゼントをもらえることもあり、キャバ嬢ならではのご褒美が多いです。
働ける年齢に限りがあるので、キャバ嬢は若いうちに一度は経験しておきたい職業です。
キャバ嬢として働くデメリット
キャバ嬢として働くデメリットは、以下の通りです。
- 金銭感覚が狂う
- 苦手なタイプのお客様もいる
- お酒に弱いと辛い
- 競争が激しくてストレスになる
- バレると嫌な目で見られる
- 生活リズムが崩れる
キャバ嬢の仕事は、高収入を稼げるメリットがあります。
しかし、稼ぎが大きくなると、金銭感覚がズレてしまうというデメリットがあります。
また、仕事ではお客様を選ぶことは出来ません。
苦手なお客様でも、気に入ってもらえるように接客する必要があります。
そして、お店ではノルマや売り上げ競争が激しく、ストレスに感じる女の子は多いです。
キャバ嬢は世間では偏見を持たれている職業のひとつです。
そのため、家族や知人にバレると嫌な目で見られることがあります。
良い思いをたくさんできる反面、辛い思いもたくさんする可能性があることを理解しておきましょう。
キャバ嬢に向いている女の子
キャバ嬢に向いている女の子の特徴を紹介していきます。
キャバクラでの仕事は、人によって向き不向きがあります。
入店してみたものの、仕事が合わなかったという場合があります。
これからキャバクラに応募しようと考えている人は、ぜひ紹介内容を参考にしてください。
- お酒に強い
- 愛想が良い
- コミュニケーションが得意
- 話を聞くのが得意
- 空気が読める
- 仕事とプライベートを切り分けられる
- 負けず嫌い
- メンタルが強い
お酒に強い
キャバクラでは、お客様とお酒を飲みながら会話を楽しみます。
そして、お客様にお酒を入れてもらうほど、自分の給料になります。
そのため、たくさんお酒を飲める女の子の方が、キャバ嬢に向いています。
愛想が良い
仕事中は、お客様の横の席で接客をします。
横で女の子の愛想が悪いと、お客様に会話を楽しんでもらえません。
お客様は、高いお金を払って女の子と会話しに来ています。
そのため、常に笑顔で楽しそうな表情を作ることが大切です。
どんなに興味が無い会話でも、明るく興味があるように出来る女の子はガールズバーキャバ嬢に向いています。
コミュニケーションが得意
お客様は、お酒を飲みながら女の子と会話をするために来店します。
そのため、会話が面白くなければ次回以降に指名してもらえません。
会話を広げて盛り上げることが出来る女の子は、ガールズバーの仕事はピッタリです。
初対面の人が相手でも、会話を途切れさせないほどのコミュニケーション能力があれば、本指名を獲得しやすいです。
話を聞くのが得意
常連さんになるほど、日ごろの悩み相談などが増えてきます。
話を広げるだけではなく、悩みを聞いてあげることが大切です。
どんな悩みでも真剣に話を聞いて、相手の気持ちを理解できる女の子は重宝されます。
空気が読める
お客様に不満を持たれないように、常に空気が読める女の子はキャバ嬢に向いています。
灰皿の交換やおしぼりの交換など、細かなところまで気が利く女の子は本指名を獲得しやすいです。
また、話の内容でも、触れてはいけない内容に触れてしまうと、空気が悪くなります。
結果的に楽しくなかったと思われると、次回以降の指名はありません。
空気を読んで、お客様が最後まで満足して帰られることが大切です。
仕事とプライベートを切り分けられる
キャバ嬢のお仕事では、辛いことがたくさんあります。
ストレスが溜まって仕事を辞めたくなることも多いです。
そのため、仕事とプライベートを切り分けることが大切です。
プライベートでしっかりと休み、仕事では別の自分として出勤できる女の子は、キャバ嬢に向いています。
負けず嫌い
キャバクラでは、売り上げのランキングやノルマなどによる競争が激しく行われています。
特に大箱になるほど在籍する女の子の数が増えて、競争は激しいです。
そのため、競争に疲れて仕事を辞めていく女の子は多いです。
負けず嫌いな女の子ほど、苦しみに耐えながら店内で人気を集めていきます。
辛いことがあっても挫折せずに、粘り強く働ける女の子はキャバ嬢に向いています。
メンタルが強い
キャバクラで働いていると、接客や他のキャストとの間でメンタルが崩壊する女の子は多いです。
日々のストレスが溜まりに溜まって、出勤できないほど気持ちが病んでしまうこともあります。
そのため、メンタルが強い女性ほど、休まず出勤してガッツリ高収入を稼げます。
キャバクラのお店選びの注意点
キャバクラのお店選びをする際の注意点を紹介していきます。
どのお店で働こうか求人広告を探している方は、ぜひチェックしてください。
- 高収入のスカウトに注意
- 詐欺広告に騙されない
- 個人情報を客に教えない
高収入のスカウトに注意
「高収入が稼げる」と言ってスカウトされることがあります。
基本的に、スカウトは利用しない方が良いです。
スカウトマンの多くは、キャバクラと偽って風俗店で働かせようとしています。
また、仕事内容が全く異なる形で働かされることもあるので注意が必要です。
詐欺求人に騙されない
求人広告の中には、詐欺求人が紛れています。
大手求人サイトを利用すると、詐欺求人に遭遇することはほとんどありません。
インスタやX(旧Twitter)などのSNSで見かけた求人広告は、信頼性が低いです。
詐欺求人に引っかかると、求人に記載されているような仕事とは違う仕事をすることになります。
「キャバクラの求人だと思っていたら風俗求人だった」ということも少なくありません。
そのため、詐欺広告に騙されないためにも、求人を探すなら大手サイトを活用しましょう。
個人情報を客に教えない
仕事でお客様と会話をしていると、個人情報を聞かれることがあります。
住んでいる場所や名前など、個人情報を聞き出して悪用される可能性があります。
そのため、常連さんで信用できると思っても、個人情報は絶対に教えないようにしましょう。
キャバクラで上手く働くコツ
キャバクラで働くコツについて紹介していきます。
初めてキャバクラで働く方は、ぜひ参考にしてください。
- 会話を広げる
- 体験入店(体入)をする
- 知り合い以上の関係になる
- 頻繁に連絡を取る
- とにかく褒める
- 口説かれる
会話を広げる
キャバクラに来るお客様は、女の子との会話を目的に来店しています。
そのため、会話を楽しくすることが重要です。
何度か接客しているお客様なら、どんなことが話が合うか分かります。
しかし、初対面のお客様の場合は、何を話せばいいか分かりません。
話の内容に困った時は、以下のような話題をしてみましょう。
- 趣味の話
- 出身地の話
- 学生時代の話
上記のような話のネタを振り、相手の反応を見て話しを広げていきましょう。
お客様の興味のある話になると、楽しそうにお客様から話し出します。
お客様の様子を伺いながら、会話が止まらないように工夫しましょう。
体験入店(体入)をする
キャバクラでの仕事が初めての方は、まずは体験入店をしてみましょう。
お店によって、体験入店があります。
体験入店では、お店の雰囲気や客層などが自分に合っているか確認できます。
お店によって客層やスタッフの雰囲気が合わない場合もあります。
体験入店をすることで、入店後すぐに辞めるようなことにはなりません。
知り合い以上の関係になる
お客様と知り合い以上の関係になることが大切です。
お客様は、全く知らない女の子に対して同伴を頼んできません。
お客様に気に入られることで、様々な恩恵があります。
苦手なお客様でも仲良くなれるように努力しましょう。
頻繁に連絡を取る
退勤後や待機中は、連絡先を交換したお客様と頻繁に連絡を取るようにしましょう。
連絡を頻繁に取ることで、より親しみを深めることが出来ます。
接客中だけで完全に気に入ってもらうことは難しいです。
連絡のやり取りをするうちに本指名をしてもらえるようになるケースがほとんどです。
特にお金を使ってくれそうなお客様を中心に、頻繁に連絡するようにしましょう。
とにかく褒める
キャバクラに来るお客様は、自分が偉いと思っている男性ばかりです。
そのため、褒めてあげると気分が良くなり、さらにお金を使ってくれます。
あからさまに嘘だとバレるような褒め方には注意しましょう。
お客様の機嫌を損ねない程度に、褒めれるところは全て褒める気持ちで接客することが大切です。
口説かれる
お客様に口説かれると、お客様が本格的に自分を好きになった証拠です。
口説かれても上手く距離を取りながら接客することで、何度も来店して本指名をしてくれます。
また、同伴ももちろん利用するので、口説いてくるお客様は手放せません。
まとめ
キャバクラは、水商売の中でも特に稼げるお仕事です。
「究極の接客業」と呼ばれるほど、徹底した接客術が要求されます。
そのため、慣れるまでは指名を獲得しにくいです。
しかし、慣れて人気が出ると月収100万円以上稼げます。
お客様から美味しいご飯やハイブランドのプレゼントももらえます。
キャバ嬢は若いうちしか働けないので、キャバ嬢の寿命が短いです。
20歳から10年ほどで一生分稼ぐキャバ嬢もいます。
非常に華やかな仕事で、高収入を稼ぎたい女の子にピッタリなお仕事です。
ぜひこの機会にキャバ嬢として働いてみてはいかがでしょうか。